LILI EN FLORIDA

ママは日本人✕パパはキューバ人✕子供達はアメリカ人

アメリカの確定申告 & 働き方の種類


近いうちに、確定申告の提出が必要です。期限日は、4/15の月曜日。毎年、必ずと言ってもいいほど、遅れて提出する人がいるため、アメリカではペナルティーがあるそうです。我が家はケチ夫婦なので、ひとまず期限日までにはいつも提出します。もうすぐだ...専門家に頼まず、自分達でやります。その方が安いので...ホント、ケチケチ。(笑)


毎年使うソフトは、TurboTaxというもので、色々なバージョンがあります。我が家では毎年、Deluxeバージョンを使うので、大体$50~70ぐらいで買います。使い方は、個人情報や前年度の収入等を入力していくだけというもの。


普段から夫と私は銀行口座と収入を別々に分けているため、お互いの貯蓄や収入についてはよく知りません。でも、この時だけは、お互いの収入が少し分かります。どこかで雇用されている人であれば、確定申告を始める前に、雇用先からForm W-2 (American Federal Wage and Tax statement) というものを受け取るので、それを見れば、ある程度は把握出来ます。Form 1099っていうのもあって、これはフリーランスのような働き方をしている人向けです。以前、両方貰ったことがあるので、何となく覚えています。


働き方の種類


私は短い期間ですが、日本で会社員をしていたことがあります。今は、教育関連会社に属しながら教える仕事をしているので、扱いは会社員。


コロナパンデミックを機に、多くの人達の働き方にも色々な変化があったと思います。アメリカでも日本でも、リモートワークが増えましたし、勤務形態も様々になりました。


アメリカは、日本以上に働き方の種類が多様化しています。日本と比べると、アメリカには働くことに年齢制限が無いですし、パートタイムとフルタイム(日本では正社員って言うのかな?)の違いも勤務時間が多いか少ないかぐらいというか、余り区別がありません。フルタイムの定義は、日本だと原則的に1日8時間、週40時間以上となっていますが、アメリカの場合は1ヶ月に130時間勤務となっているところが多いです。


フルタイムじゃないと健康保険に加入出来ないと書いてあるサイトを見たことがありますが、パートタイムでも雇用先によって勤務条件と一致していれば、加入することが可能です。その逆で、フルタイムで小規模の会社で働いている場合、健康保険が無いこともあります。以前、10人規模の従業員がいる楽器店で働いてる人が、そう言っていました。


軍人さん達は、階級や勤務した期間によって変わってきますが、退役後に年金や手当が受給出来ます。受給しながらリタイア生活を楽しむ人達もいますし、別の仕事で働いたり、自分でビジネスを始める人達もいます。


前回も少し書きましたが、私の夫は政府職員(公務員)です。55歳になると、*政府年金と手当の受給が始まります。まだ先の話になるので、具体的な受給額は分かりませんが、毎月生活していける程度の額は受給されるだろうと聞いています。ちなみに夫の上司は40歳で今の仕事に転職して、現在58歳。勤務年数は25年経っていませんが、近いうちに退職予定です。


*政府年金は、アメリカのソーシャルセキュリティ(Social Security)とは少し異なります。


また、アメリカの年金制度についても詳しく書きたいと思います。


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