LILI EN FLORIDA

フロリダに住むLILIさん⭐現地情報を色々書いてます♪

4日ぶり...

4日ぶりの投稿になります。父の認知症の検査結果が来週分かるので、私も色々調べていました。今1人でどれくらい出来るのか母に聞いたところ、トイレとお風呂はサポートが要るとのこと。私が去年日本にいた時と比べると、やっぱり悪くなっています。


今週、区役所の人と介護支援専門員(ケアマネジャー)が家に来て、母が父の今後についてを相談。まだ介護は必要ないけど、要支援2レベルぐらいで、来週の検査結果が分かり次第、今後のケアプランを作って頂けるそうです。


昔と変わったなぁ...


祖母の時は、特別養護老人ホームに入居。私が大学生になった頃で、祖母が亡くなるまで週に1~2回、ボランティアスタッフとしてピアノ(キーボード)で童謡を弾いて、入居者の方達と一緒に歌ったことを覚えています。ここに入居していた方達のほとんどが、80代以上の高齢者。祖母は70代と若い方でしたが、パーキンソン病だったため、24時間サポートが必要でした。


祖父の時は、私の母(実の娘)が自宅で介護していました。祖父は私には優しかったけど、若い頃は家父長制の考え方が強かったため、母は複雑な気持ちに。この時は、私の父も積極的にサポート。亡くなる少し前に病院に入院することになり、最期は病室で息を引き取りました。


祖父が亡くなってから、約17年。昨日は、父がアメリカに来た時の写真を集めて、スライドショー作りをしました。父はパソコンが使えないので、スライドショーはLINEで母に送信。「後で一緒にみる」って、返信が来ました。


ちょっと自慢になってしまうかもしれませんが...私の父は英語が出来ないけど、1人で私に会うために、フロリダまで来たことがあります!しかも、1回だけでなく、3回。父の英語が出来ないというのは、ちょっと分からないレベルではなくて、英語のアルファベットも全部読んだり書いたり出来ないレベル(父は戦時中生まれで、最終学歴は中学卒業)です。


1回目は、私の結婚式の時。入国審査の時に英語で質問されるので、英語で書かれた結婚式の招待状と手紙に英語で父の渡航目的を書いて、実家に送りました。入国審査の際に色々聞かれたみたいですが、私が実家に送った結婚式の招待状を見せながら、父は笑顔で「My daughter, wedding, OK? 」って答えたそう。


2回目は、長女が生まれた時。長女の写真を実家に送っていたので、入国審査の際に父は長女の写真を見せながら、「My granddaughter, I am Grandfather! 」と言ったら、「OK, OK, Congratulations! 」って。


3回目は、私のアメリカの大学院の卒業式の時。この時も、卒業式の案内メールを母に送信。母がそれを印刷して、父に持たせました。私の卒業式に参加した後は観光して、クリスマスと新年を一緒に過ごしてって、とても充実した時間。


たしかこの時は、日本に帰る前日に大雪。アメリカ国内の多くの便が、変更や欠航になりました。父の乗る便はヒューストン経由だったので、変更や欠航はなかったです。


悪天候の影響で、飛行機が変更や欠航することはよくあります。前に、「フロリダ行きの飛行機の行き先がホノルルに変更したことがある」と書いたことがありますが、アメリカでは、天候以外の理由で変更や欠航になることも。


父には予め、「冬の時期に、北の州の空港での乗り換えは避けるようにしてね」と伝えて、日本の旅行会社で航空券の手配をしてもらいました。私の話をしたらしく、旅行会社の人から、「そこまで考える人は初めてです」って言われたって。私だって実際に体験するまで、考えたことなんてなかったです。そういえば、同じくテキサス州内の空港...空港と航空会社は違ったけど。 (笑)


今後、父がフロリダに来ることは難しいかもしれません。でも、日本国内なら一緒に行けると思うので、プランを考えています。


昔、父と2人で猿投温泉に行ったことがありますが、ずっと話して、美味しい料理を食べて、温泉に入ってって感じで過ごしました。父は優しい性格なので、今まで口論したことってないかも。そもそも、口論になる理由がないし、父とだと会話もスムーズ。ここに母が入ると、なぜか複雑になるというか...


私は、「後悔」という言葉が嫌いです。後で過去のことを考えるくらいなら、最初からやっておいた方が良いと思うタイプ。自分で決めたことをやるので、ずっと真面目に取り組んできたと思います。少なくとも今までは...


以前、母から「あなたは自分勝手に生きてるから、後悔ばかりでしょ?」って言われたことがあります。でも、私は言いました。「後悔なんてしたことないよ。私にそう言ってくるってことは、お母さんにはあるの?」って。母はビックリしてましたけど。


親の介護なんてまだ先の話って思ってたけど、徐々に現実的に。解決していない問題がいっぱいあるけど、今は少しでも父との思い出作りをしたいです。


今回のサムネイルは、Fotor GoArt で、大学院の卒業式の時に父と撮った写真をインクアート風にしました。


Photo by Pixabay


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